生身対生身


先日地元の居酒屋さんに行ったら、
たまたまスタッフさんがわたしの前作を買ってくださってたそうで、
とても嬉しい気持ちになりました。
知り合いでもなんでもないひとから
「読んでます!」
「買ってます!」
って言われるの本当にありがたい。
わたし個人との関係じゃなく作品を純粋に楽しんでくださってるっていうのがほんとね、もうね。
その日は別のところでキャバ嬢さんからも
「わたしの知り合いのキャバの子がうみねこめっちゃ好きで!!」
って言われて、
ああ、ほんとにいるんだなって思ったんですよ。
読んでくれてるひとが、意外と地元の近いところに、ちゃんと生身で存在してるんだなって。
専門の後輩や学説にくる子達は元々興味の方向が一緒なので、読んでます!とかは(もちろんとてもありがたいけど)すごく納得なんですが。
普段ふれあわない職種の人たちの中にも、しかも意外に近くにいることにとても感動して。
まあ、竜騎士さんがすごいってだけの話なんですけども。

なんたっていつもはひたすら原稿用紙とアシさんと編集さんとのやり取りです。
おそらく他の職種の皆さんは、直接顔を合わせてお客さんとやり取りすることが多いんだと思うのですが、
基本わたしの仕事はお客さんの顔が見えません。
ファンレターや感想をいただけることはもちろんありがたいです!
でもその裏側にいるひとたちのことはただ想像することしかできなくて、
そして感想をくださる方々は買ってくださってる中のほんの一握りで、
それ以外の読者さんについては、部数を聞かされてもやはり実感がわくものじゃないのです。
今回味わったのは、数字でしかなかったものが、とたんに生身になった感動と言いますか。
2でこれなんだから、部数分全部生身になったらわたしキャパオーバーして死ぬんじゃないか。

ネット通販とかいろいろ、対人じゃなくてもできることは増えたけど、
やっぱり生身のお客さんの顔が見れるっていいことだし、
最終的にはひと対ひとだよなって思ったのでした。

今日は奮発してデザート食べながら紅茶(カフェイン避けに粉末)飲んで、
珍しくあらすじで観たくなったDVD観るよ。